東京大学高齢社会総合研究機構 (担当:辻、飯島、吉江、松本)
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郡市医師会と市町村行政がタッグを組んで開催するのが望ましいとありますが、郡市医師会のみで開催してはだめですか。
郡市医師会のみでの開催も可能です。しかしながら、「医療」を含む真の地域包括ケアシステムを形成することを目指す本研修の観点から、郡市医師会と市町村行政が研修会の運営に関わることが好ましいと考えます。当初は一者による開催でよろしいかと思いますが、中期的には共同開催の形としていくことをお勧めします。
同行訪問の受け入れ施設が見つかりません。実地研修はやらなくてもよいでしょうか。
実地研修を行わない形でも本研修会の開催は可能です。 これまでの開催経験から、貴重な休診日を実地研修の受講に充てることは受講医師にとって負担が大きいようです。他の医師の臨床場面に同行することは現役開業医にとっては稀有の機会であり、また実習による教育効果は高いと見込まれるため、できる限り実施することをお勧めします。
私の地域にはがん緩和ケアの講義ができる先生がいません。どうしたらよいでしょうか。
地域の多職種のチームビルディングの観点から、開催地域で在宅医療を実践されている先生に講師を担当して頂くことが好ましいですが、どうしても担当できる先生がいない場合は、隣接する他地域で探してみることをお勧めします。